中部電力への申入書(御前崎市議会が中部電力へ提出)

 御前崎市議会が中部電力へ提出した申入書(令和8年9月10日)

大変残念な内容でした。

今回の申し入れ書は、本当に市民の利益と安全を第一に考えたものなのでしょうか。

中部電力では不祥事が相次いでいます。そして今まで「安全だ」と説明され、信じてきた浜岡原発についても、その安全性そのものに市民が疑問を抱かざるを得ない状況になっています。それにもかかわらず、今ここで浜岡原発の安全性について徹底的な再点検を中部電力に求めなければ、いったいいつ求めるのでしょうか。

巨大地震は、私たちの都合を待ってくれません。今回の一連の不祥事は、浜岡原発の安全性を改めて検証させるための、いわば絶好の機会だったはずです。

市議会が中部電力に対し、社長自身に対して、「過去の安全確認をすべて洗い直し、本当に問題がないのか、もう一度徹底的に再点検してください」と強く迫ることができる機会だったのではないでしょうか。

市民が求めているのは、形式的な申し入れではありません。


【要約】

申入書の趣旨

  • 御前崎市議会が中部電力株式会社に対し、浜岡原子力発電所で相次いで発生している不正・不適切事案について強く抗議するもの。
  • 原子力発電所を運営する事業者として、今回の一連の事案は極めて重大であり、地域住民の信頼を大きく損なうものと指摘。
  • 中部電力には、原発の安全確保だけでなく、コンプライアンスの徹底と地域住民との信頼関係の構築が不可欠だとする。
  • 約60年前に浜岡地域で原発建設を受け入れた際には、地域との信頼関係を築きながら原発を運営していくという強い決意があったはずだとして、今回の問題を重く受け止め、初心に立ち返って失われた市民からの信頼を回復するよう求めている
  • 中部電力が今回の一連の問題を真摯に受け止め、組織として生まれ変わり、再び地域から信頼される事業者になることを市民が期待していると述べている。

具体的な5項目の要求

  1. 使用済燃料再処理・廃炉推進機構への実施報告・費用請求に関する不適切事案
    • 令和8年9月25日までに、国および御前崎市議会へ報告すること。
    • 不適切事案の原因を徹底的に究明すること。
    • 再発防止策を講じること。
    • 地域住民の信頼回復に向けた具体的な取り組みを、9月25日の御前崎市原子力対策特別委員会で説明すること。
  2. 地域活動への積極的な参加
    • 浜岡原子力発電所が地域活動に積極的に参加すること。
    • 地域住民との信頼関係構築への取り組み状況と、その成果について、議会全員協議会で適時報告すること
  3. 浜岡原発1・2号機の廃止措置
    • 今回の不適切事案を廃止措置を遅らせる理由にしないこと。
    • 自ら解体工事を中断することなく、安全確保を最優先にしながら着実に進めること
  4. 不適切事案についての市民への説明
    • 令和8年9月25日の原子力対策特別委員会で報告すること。
    • 経緯、原因、影響、是正措置の内容を、より多くの市民に説明する手段を講じること
    • その結果を、令和8年12月開催予定の原子力対策特別委員会に報告すること。
  5. 過去の業務全般の再点検
    • 今回のような不正・不適切事案が複数回発生していることを重く受け止めること。
    • 浜岡原発の過去の業務全般について徹底した点検・調査を改めて実施すること
    • 同様の不正・不適切事案が存在しないか確認し、再発防止に努めること。

コメント

このブログの人気の投稿

税金14.8億円が消える!

ケーブルテレビ問題資料集   【証拠資料】

浜岡砂丘が瓦礫の山と化すまでの経緯と問題点