中部電力への申入書(御前崎市議会が中部電力へ提出)
御前崎市議会が中部電力へ提出した申入書(令和8年9月10日) 大変残念な内容でした。 今回の申し入れ書は、本当に市民の利益と安全を第一に考えたものなのでしょうか。 中部電力では不祥事が相次いでいます。そして今まで「安全だ」と説明され、信じてきた浜岡原発についても、その安全性そのものに市民が疑問を抱かざるを得ない状況になっています。それにもかかわらず、今ここで浜岡原発の安全性について徹底的な再点検を中部電力に求めなければ、いったいいつ求めるのでしょうか。 巨大地震は、私たちの都合を待ってくれません。今回の一連の不祥事は、浜岡原発の安全性を改めて検証させるための、いわば絶好の機会だったはずです。 市議会が中部電力に対し、社長自身に対して、「過去の安全確認をすべて洗い直し、本当に問題がないのか、もう一度徹底的に再点検してください」と強く迫ることができる機会だったのではないでしょうか。 市民が求めているのは、形式的な申し入れではありません。 ■申入書への追加事項(希望) 6.浜岡原子力発電所の安全性について 今回、浜岡原子力発電所の基準地震動策定に係る不適切事案をはじめ、原子力発電所の安全及び信頼性に関わる不適切事案が相次いで発生していることを、市民は極めて重大に受け止めている。 とりわけ、南海トラフ巨大地震という甚大な災害リスクが存在する地域に立地する浜岡原子力発電所については、「これまで安全対策を実施してきた」という説明だけで市民の不安を払拭することはできない。 このため、中部電力株式会社に対し、浜岡原子力発電所について、これまで実施してきた地震・津波対策、基準地震動、重要設備の耐震性、重大事故対策、電源・冷却機能、放射性物質の閉じ込め機能、緊急時対応等について、過去の判断や評価を含め、全社を挙げて総点検・再検証することを強く求める。 また、南海トラフ巨大地震及び津波等が発生した場合を想定し、重大事故を防止するとともに、万一重大事故に至った場合においても放射性物質の環境への放出を極限まで抑制し、地域住民の被ばくを防止できることを徹底的に検証すること。 その検証については、中部電力社内だけで完結させることなく、独立した専門家等による第三者検証を実施し、その結果及び必要な追加対策について、御前崎市議会及び地域住民に対して分かりやすく公開・説明すること...