第三セクター決算情報
以下の1~5の決算情報は、 第三セクター情報開示に関する国の方針 に基づき御前崎市へ情報公開を求めたものです。 1.株式会社御前崎ケーブルテレビ 感想:御前崎市は、CATVは市民サービスの一環と位置付け、光ケーブル化工事負担金約12億円の支払い、設備維持費3億円を支払う契約(負担割合:御前崎市7割、ケーブルテレビ会社3割)を締結、またこれとは別に御前崎市は約15億円で購入したCATV用設備を、また建物や土地をも指定管理者制度を使いケーブルテレビ会社へ無償貸与している。 (指定管理者制度を使ってCATV設備を無償貸与していること自体、指定管理者制度の趣旨に合わない) 御前崎市は、市民の情報格差是正のため、CATV加入率約70%を高める努力が必要、そのためにもCATV利用料引き下げを行うべきだ。光ケーブル化のケーブルテレビ会社負担分をCATV加入者が負担するなら利用料は月額600円程度になる。株主総会資料5頁に損益計算書、6頁に製造原価内訳がある。原価内訳の不要な項目を削除すればCATV利用料金を月額1000円以下にすることが可能だと思います。そもそもCATVは設備だけあれば放送は可能なのだから。 2.御前崎まちづくり株式会社 (ナブラ市場) 感想:平成28年度から連続8年間営業赤字が続いている。当社の本業で赤字が続くのは根本的な問題が解決されないまま放置されているからであると思われるが、体制変更など経営的対策が打たれている様子がない。経常収益で平成28年度から2回黒字になったものの赤字の年が多い。営業外収入として雑収入が多いがいったい何なのかを明らかにする必要がある。雑収入は自動販売機手数料が含まれていると思われるが他に何があるかだ。市からの補助金は営業外収入の部で雑収入とすることが決められている。当社純資産は、赤字続きで資本金9000万円を割り込み8500万円に低下しています。つまりその差額500万円資本金を食いつぶしたことになる。 3.御前崎港運株式会社 感想:有形固定資産を多く抱える会社、流動比率を見ると財務的には健全で安定している。資産を活用して利益を上げる会社であるが、平成29年はその総資産額の2.3%を経常利益としていたが令和5年には0.8%と下がった。利益率は配当金に直結することなので御前崎市としても利益率が下がった要因を分析して対策を検討し提...